在日韓国・朝鮮人高齢者の年金訴訟を支える会

京都市南区東九条北松ノ木町12
NPO法人 京都コリアン生活センター エルファ内
TEL 075−693−2550 FAX 075-693-2555

 

在日無年金問題をご存知ですか?

第二次世界大戦の時に、日本の植民地政策のために、土地を奪われたり、きつい課税を課せられたりして日本に渡ってくるしかなかった韓国・朝鮮人一世の人たちは、戦前・戦中からずっと日本で働きつづけ、税金も納めてきました。

ところが、以前は国民年金から外国籍の人は閉め出されていたために、歳をとった今も一切年金をもらえず、身体をこわして働けなくなるまで、70歳になっても80歳になっても働かなければなりません。(また、一部の障害者も同様です)

これは制度上の問題であって、本人には全く何の責任もありません。何らかの救済措置が必要であることは、国会でも何度となく指摘されていますし、国連の人権委員会からも早急な解決を求める勧告が出ています。ところが、国民年金法から国籍条項が撤廃されてから25年もたつというのに、今もまだ何の措置もとられずに放置されたままなのです。

在日韓国・朝鮮人高齢者年金訴訟の経過

無年金当事者を国連へ!
在日無年金高齢者訴訟上告!
決起集会

8月2日(土) 午後1時半から
呉竹文化センター(近鉄・京阪「丹波橋」駅西口)
会場・資料代 500円

在日外国人「障害者」の年金訴訟を支える会
在日韓国・朝鮮人高齢者の年金訴訟を支える会

発言者
◆愼英弘先生(四天王寺国際仏教大学教授)
◆仲尾宏(京都造形芸術大学客員教授)
◆田中宏(龍谷大学教授)
◎在日外国人「障害者」年金訴訟:原告
◎在日韓国・朝鮮人高齢者年金訴訟:原告
★在日コリアン無年金福岡裁判:原告

■在日無年金問題は、今もなお未解決

 戦争中、「日本臣民」として日本に尽くすことを強制されてきた在日韓国・朝鮮人らは、戦争が終わると自らの意志と関係なく「外国人」とされ、1959年に国民年金法が作られた時も、そこから閉め出されました。  『自国民も外国人も平等であるべき』という国際的な流れの中で、1982年には「外国人」の国民年金への加入の道も開かれました。

 が、この時、高齢者や一部の障害者は無年金のまま取り残されてしまったのです。

 この問題について、二十数年以上も、在日無年金当事者たちを中心に、国会請願や厚生労働省交渉、裁判などさまざまな手段で解決をめざしてきましたが、今もなお未解決のまま放置されています。

■国内外からの声を無視し続ける日本政府

 在日無年金問題を早急に解決するべきだという声は各界からあがっています。  国連人権委員会からは、2,006年に早期解決を求める勧告が出されています。

 毎年行なわれている日韓会談の中でも、韓国政府は何度となく「在日韓国人の無年金問題の解決」を求めてきています。

 また、全国の各自治体からも「在日無年金問題の解決」を求める決議があがっています。

 ところが、日本政府はその全てを無視して、問題を放置し続けてきているのです。

■差別を容認する日本の裁判所

 2,000年に始まる在日無年金裁判は、京都(障害者)、大阪(高齢者)、京都(高齢者)、福岡(高齢者)…と、各地で闘われてきました。

 それらの裁判の中では、在日無年金問題のさまざまな矛盾が明らかにされていきました。

 にもかかわらず、裁判所は、「外国人よりも日本人を優先するのは当然」と、積極的に差別を認める内容の判決を下してきています。

 京都・高齢者訴訟は4月に大阪高裁から棄却され、最高裁へ上告しようとしています。 また、京都・障害者訴訟と、大阪・高齢者訴訟の二つは昨年12月に最高裁からも退けられてしまいました。もはや日本の司法に頼ることはできず、次は国連への訴えを進めています。

■今こそ解決へ!     〜もはや余裕はない!〜

 在日無年金高齢者の方々は、戦前、戦中から日本に渡ってきて、そして戦後の日本社会を底辺から支えてきた人々です。

 その人々が、70代、80代になっても年金をもらえず、身体を壊すまで働き続け、そして、次々に亡くなられています。  「このままでは死んでも死にきれない!」「死ぬ前に一度でいい、年金が欲 しい!」…その心からの叫びを受 け止められるのは今だけなのです。

 在日無年金障害者の方々にも、同じ無年金の親と、未成年の子どもらを抱え、過酷な生活を送っている人々が多くいます。

 当事者たちには、もはや余裕はないのです!今こそ解決に向けて多くの人々の力を結集していきましょう!!

 無年金当事者を国連人権委員会へ送って、直接生の声で訴えてもらう準備を進めています。 が、通訳者らを含めて交通費等に120万円を準備しなければなりません。  周囲の人々に呼びかけて、ぜひとも秋までに120万円カンパを成功させましょう!

怒りを込めて判決へ!
2008年4月25日(金) PM3時半、大阪高裁202号法廷へ!!

大阪高裁の暴挙!通常の手続きすら無視した強制的スピード結審!

今年の1月18日、大阪高裁に移ってから3回目の在日韓国・朝鮮人高齢者の年金訴訟の裁判がありました。わずか3回目・・・私たちの側は誰一人、これで結審になるなどと考えもしていませんでした。 ところが、無理矢理結審させられてしまったのです。

普通は、審議はこれで終わっていいですか?と双方に確認の上で、結審するのですが、裁判官は早口にこれで審議は終わり、次回に判決をと言うと、弁護士の声も無視して、さっさと立ち去ってしまいました。

2000年、在日無年金障害者たちが裁判に訴えたのをきっかけに、在日無年金高齢者たちの裁判も、京都、大阪、福岡・・・と、各地に広がっていきました。  ところが、それぞれの裁判の判決は、「外国人よりも日本人を優先させるのは当然」「社会福祉は 差別も含めて、国会が自由に決めてかまわない」といった、差別を容認する内容のものだけでした。 そして、昨2007年末に、在日無年金障害者たちの訴えに対し、最高裁は無情にも棄却判決を下しました。

今回の、この大阪高裁の考えられない暴挙を見ると、判決の内容も、今までと同様の差別判決であるとしか思えません。 最高裁の差別判決に後押しされて、「公正」であるべき司法すらが公然と在日高齢者・障害者らの生活の切り捨てに踏み出したのでしょうか? この反動的な流れを絶対に許してはなりません!! 支える会は、この問題を国連へ訴え、国内外からの批判を日本政府へ集中させていくつもりです。 また、国会への働きかけもより強く進めたいと思っていますし、現在進行中の裁判を、差別に屈することなく、最後まで闘い抜いていきたいと思います。 4・25、差別を許さない人々の波で法廷を埋め尽くしましょう!!

2008年1月18日(金)午後2時
大阪高等裁判所202法廷
第3回控訴審があります!

7月26日から始まった大阪高裁での控訴審も第3回を迎えます。

原告団団長の玄順任(ひょん・すにむ)さんは控訴審の冒頭の意見陳述の中で「私たちをどこまで苦しめたらいいのか?!」と訴えました。

ところが、10月4日の第2回弁論では、国側は「日本人優先は当然。国会はそれを自由に決める権利(広範な裁量権)がある」と恥ずかしげもなく主張してきました。

日本には、70歳以上の在日・韓国朝鮮人は約6万人いると言われます。その人々が、無年金のまま苦しみ、そして、身体を壊すまで働いて、しんどい状況のまま次々に亡くなっています。

この問題には、余裕はないのです。一刻も早い解決が求められています。

大阪高裁で進められる裁判の支援に、ぜひ傍聴に来てください!周囲の人々にも呼びかけてより多くの支援を心から呼びかけます。

2007年10月4日(木)午後2時
大阪高等裁判所202法廷
第二回控訴審へ

前回の第一回控訴審では多数の傍聴ありがとうございました!
裁判は第二回口頭弁論を迎えます。お誘いあわせの上、傍聴をよろしくお願いいたします。

2007年7月26日(木)午後2時
大阪高裁へ!
大阪高等裁判所202法廷

7月26日 午後1時半 大阪高裁ロビー集合
ぜひ一人でも多くの傍聴を!

 大阪高裁へ控訴しました!

 午後2時から 大阪高等裁判所202法廷で裁判です。

 1回目なので、冒頭陳述などがあると思います。 裁判終了後、大阪弁護士会館にて、1時間ほど報告集会を開きます。 どなたでも参加できます。

「身体がもつ限り、どこまでも闘い続ける!」

 京都地裁での判決後の報告集会で、原告のオモニ・ハルモニたちが異口同音に言いました。「どこまでも行く」「私の身体がもつ限り」 ある人は車椅子に乗って法廷に来ています。ある人は支援者に支えられながら来ています。

 日本に来て、日本社会の中でずっと働きつづけてきて、せめて「人並みの老後」を送りたい・・・その訴えに対して、京都地裁が出した答えは、全く血の通わぬものでした。

 オモニ・ハルモニたちは、京都地裁の血の通わぬ差別判決にくじけることなく、「命ある限り」「最後まで」この不当な扱いに対して闘い続けることを力強く宣言しました。

 そして、次の大阪高裁の控訴審が、この夏、始まります。ぜひ、一人でも多くの方々の傍聴を心から訴えます。それから…、

控訴審を闘うぞ!
−在日高齢者・年金訴訟― 決起集会

7月25日午後6時半 ドーンセンター (大阪府立女性総合センター)
5階 特別会議室

京阪、地下鉄「天満橋」駅 徒歩5分  参加費:500円

田中 宏氏 (共同代表・龍谷大学教授)  「明日からの控訴審  〜在日一世の年金訴訟が提起したもの〜 (仮)」 
玄 順任さん(原告団代表)のお話

 ぜひ、決起集会にもご参加を!

不当判決!
2007年2月23日京都地裁
「原告らの請求をいずれも棄却する 訴訟費用は原告らの負担とする 」 

京都地裁101号法廷に入りきれないほどの人々が傍聴に訪れたにもかかわらず、多数マスコミも訪れていたにもかかわらず、裁判長と2人の裁判官は上記内容を述べるとすぐに、背後の扉の向こうに消えてゆきました。

判決後の報告集会では原告らはそれぞれ皆が控訴すると述べ、今回の不当な判決への怒りを原告団、弁護団ともに訴えました。

「悩みが感じられない判決」とは判決後、判決文に目を通した弁護団の一人の言葉。原告オモニらも、「日本政府は勝手」「同じように働いてきたのに、こういうことを許せない、私はたたかいます」と怒りと決意を語りました。

判決文要旨(支える会メンバー作成)

判決要旨の簡単な解説と批判

在日韓国・朝鮮人高齢者の年金訴訟
京都地裁101号法廷にて判決があります!
  2007年2月23日(金)10時〜
こぞって傍聴してください!

 2004年12月提訴から3年、在日韓国・朝鮮人高齢者の年金訴訟 京都地裁は ついに判決を迎えます。5人の原告のオモニたちは、バスもなかなか動かない大雪の日も、歩くだけでクラクラする炎天下の日も、必ず法廷へ足を運びました。本人尋問では、おいたちと85歳まで働いてきた、約80年の日本での生活を法廷で語りました。最高齢のオモニは、今年87歳を迎えます。在日一世高齢者の生活と尊厳のために、裁判長の、国際人権規約と憲法を正当に解釈し逃げない判決を見届けるべく、原告オモニとともに多くの傍聴支援をお願いします。

2006年9月28日
京都地裁 第101号法廷で最終弁論が行われ結審となりました。

多数の傍聴ありがとうございました!!
傍聴は100人をこえ、法廷に入りきらないほどの人々が訪れました。

次回判決は、2007年2月23日 午前10時からです。
たくさんの人で判決を聴きましょう!

最終意見陳述書(玄順任)
最終意見陳述書(鄭福芝)
原告側最終準備書面要旨(1)
原告側最終準備書面要旨(2)
国側最終準備書面要旨

ルビ(ふりがな)つきはこちら
最終意見陳述書(玄順任)
最終意見陳述書(鄭福芝)
原告側最終準備書面要旨(1)
原告側最終準備書面要旨(2)
国側最終準備書面要旨

 

無年金当事者を国連へ送ろう! 国連120万カンパにご協力を!

郵便振替00940−9−158963  在日外国人「障害者」の年金訴訟を支える会

無年金の外国人障害者・高齢者の救済を求める請願署名にご協力ください!

請願署名用紙(162KB・PDF)
ダウンロードして印刷の上、署名にご協力ください。

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